オープンソース全文検索サーバー Fess を導入してみた
仕事で将来的に使えるかなと思い導入テストしてみた。
とりあえず、インストールの流れだけ書いておく。
公式サイト
オープンソース全文検索サーバー Fess (フェス) — Fess 9.4 ドキュメント
環境
ゲストOS:CentOS release 6.6 (Final)
ホストOS:CentOS Linux release 7.0.1406 (Core)
VirtualBox:4.3.22
ダウンロード
Fess
http://osdn.jp/projects/fess/releases/
JDK
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1880260.html
手順
# rpm -ivh java-1.7.0-openjdk-devel-1.7.0.45-2.4.3.3.el6.x86_64.rpm 警告: java-1.7.0-openjdk-devel-1.7.0.45-2.4.3.3.el6.x86_64.rpm: ヘッダ V3 RSA/SHA1 Signature, key ID c105b9de: NOKEY 準備中... ########################################### [100%] 1:java-1.7.0-openjdk-deve########################################### [100%] #unzip fess-server-9.X.X.zip #cd /opt/fess-server-9.X.X/bin #chmod +x *.sh #/opt/fess-server-9.X.X/bin/startup.sh
セキュリティとクローラ周りの設定はこれから。
とりあえず、簡単に動いてびっくり。
VirtualBox上のCentOSの容量拡張した
久しぶりにGNOME経由でログインしたら
どうやら、試しにインストールしたソフトウェアがでかかったみたいで、
/領域を圧迫したらしい。テストサーバでよかった。
ということで、ゲストOSのディスク容量を変更してみました、
滅多にやらないことなので忘れないように書いておきます。
環境は以下の通りです。
[環境]
ゲストOS:CentOS release 6.6 (Final)←拡張するサーバ
ホストOS:CentOS Linux release 7.0.1406 (Core)
VirtualBox:4.3.22
前提確認
- ゲストOSの電源がOFFになっていること
- VirtualBoxマネージャを確認し、ゲストOSに割り当てているvdiが可変サイズのストレージになっていること
(ゲストOS)# df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/VolGroup-lv_root 8.8G 8.6G 0 100% / tmpfs 499M 76K 499M 1% /dev/shm /dev/sda1 477M 29M 424M 7% /boot
- ゲストOS上の拡張したい論理領域がLVMで構成されていること
仮想ディスク(.vid)サイズの変更
10GB→20GBに変更するため、ホストOSのコンソールでVBoxMageコマンドを実行します。
(ホストOS)# VBoxManage modifyhd [対象仮想ディスク].vdi --resize 20480 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100%
!!一度拡張すると、縮小はできないので注意!!
以下の通り、仮想的なサイズが変わっていると思います。
※実際のサイズの項目は変わりません。
仮想ディスク拡張用パーティションの作成
Gnome Partition Editorという、Gnome公式パーティションエディタを使ってパーティションサイズを変更します。
GParted -- A free application for graphically managing disk device partitions
(ちなみに、gparted-live-0.18.0-2-i486.isoを使いました。)
- 1.VirtualBoxマネージャGUIよりゲストOSを選択し、ダウンロードしたisoファイルをマウントする。
(ゲストOS名が違うのは気にしないでください。)
- 2.ゲストの電源を入れると下記の通り、GPartedの起動選択画面が表示されると思います。
※ゲストOS(ここではCentOS)の起動画面が出てしまった場合、BIOS設定からブートシーケンスを確認してみてください。
- 3.下記の通りオペレーションすると、GPartedのデスクトップ画面が表示されるはずです。
GParted Live (Default settings)を選択(選択後チェックがかかるため暗転します。)
Dont't touch keymapを選択
15: Japanを選択
キーボードのEnterのみ押す(デフォルトで0が入ります)
以上の通り実施すると、筆者の環境だとこんな画面が出てます。
- 5.Applyを実施後、以下の通り未割り当て領域がなくなればOKです。一旦OSの電源を落とします。
/dev/sda3が割り当たっているのがわかると思います。
ゲストOS上でのLVM拡張
isoを取り除いてゲストOSを起動してください。
fdiskで見ると割り当てた/dev/sda3がゲストOSからもちゃんと認識されていました。
(ゲストOS)# fdisk -l ~~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ /dev/sda3 1382 2611 9876480 83 Linux ~~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
作成したパーティションをゲストOSに認識させます。
(ゲストOS)# pvcreate /dev/sda3 Physical volume "/dev/sda3" successfully created
vgdisplayでボリュームグループ名を確認します。
(ゲストOS)# vgdisplay --- Volume group --- VG Name VolGroup ~~~~~~~~~~~~~~省略~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
vgdisplayで確認したボリュームグループに対して、/dev/sda3を追加します。
(ゲストOS)# vgextend VolGroup /dev/sda3 Volume group "VolGroup" successfully extended
VolGroupに追加した、領域を使えるようにします。
(ゲストOS)# lvextend -l +100%FREE /dev/VolGroup/lv_root Size of logical volume VolGroup/lv_root changed from 9.04 GiB (2313 extents) to 18.45 GiB (4724 extents). Logical volume lv_root successfully resized (ゲストOS)# resize2fs /dev/VolGroup/lv_root resize2fs 1.41.12 (17-May-2010) Filesystem at /dev/VolGroup/lv_root is mounted on /; on-line resizing required old desc_blocks = 1, new_desc_blocks = 2 Performing an on-line resize of /dev/VolGroup/lv_root to 4837376 (4k) blocks. The filesystem on /dev/VolGroup/lv_root is now 4837376 blocks long.
以上で拡張完了です。dfコマンドで確認してください。
# df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/VolGroup-lv_root 19G 8.6G 8.6G 50% / tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm /dev/sda1 477M 29M 424M 7% /boot
cronでハマった
昨晩、サーバのcron.dにコマンドを仕込んで帰ってたら、翌朝に出社して動いてなくてショック。そんな覚え書き。
# cat /etc/cron.d/ls_chk 0 0-23/6 * * * root /bin/ls />/tmp/`date '+%Y%m%d%H%M'`
うまくできない。。。
# cat /var/log/cron (root) CMD (/bin/ls>/tmp/`date '+)
あれ?コマンド途中で千切れてる、、、?
cronは、%は誤認識するらしい。
crontabでは'%'をエスケープしなきゃいけない - 駄日記
こちらが正解でした。
# cat /etc/cron.d/ls_chk 0 0-23/6 * * * root /bin/ls>/tmp/`date '+\%Y\%m\%d\%H\%M'`
それにしても、dateコマンドの引数ってよく忘れる。精進しないと。
2015/6/4 追記)
上記の正解で記載しているcronにエスケープ処理が入ってませんでした。
【テレビでISOファイル再生】PS3 Media Server 導入の記録
今更ながら、TVでNAS上のイメージファイルを観れるようにしたいと思い立ちました。
NAS(ISO格納先)→CentOS(NASをマウント+PMS)→PS3→TV
環境
参考サイト
PS3 Media Server
PS3 Media Server (PMS) まとめwiki - DL&インストール
うにゃ主人のEDUCE生活 | LinuxでもOK! PS3 Media Server
必要そうなもの
作業ログ
# yum list installed | grep java java-1.6.0-openjdk.x86_64 java-1.7.0-openjdk.x86_64
既にインストールされてました。とりあえず、スルー。
- rpmforgeリポジトリ追加
# wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.x86_64.rpm # rpm rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.x86_64.rpm
MPlayerとffmpegをインストールする事前準備でrepoforgeをレポジトリに登録。
皆様の環境に応じて登録レポジトリは多少違うのでご注意ください。
レポジトリ登録の手順はそこら中にあるのでググってください。
# yum --enablerepo=rpmforge install mplayer
特に問題なく。
# yum --enablerepo=rpmforge install ffmpeg
特に問題なく。
# wget http://sourceforge.net/projects/ps3mediaserver/files/pms-1.90.1-generic-linux-unix.tar.gz # ls -l 合計 15420 -rw-r--r--. 1 root root 15789602 8月 18 00:06 2013 pms-1.90.1-generic-linux-unix.tar.gz # tar xvfz pms-1.90.1-generic-linux-unix.tar.gz # cd pms-1.90.1 # chmod +x PMS.sh pms.jar # vi PMS.conf folders=/NAS ←公開するディレクトリのパス hostname=192.168.1.xx ←サーバーのIPアドレス network_interface=eth0 ←インタフェースを指定
以上。後は、PMS.shを実行。
# ./PMS.sh RROR 2015-05-17 00:19:46.735 [mencoder-62] Error initializing process: java.io.IOException: Cannot run program "mencoder": error=2, そのようなファイルやディレクトリはありません
PS3でサーバを認識してくれた!
が、肝心のISOの再生を実行すると、上記のエラーがターミナルに。。。mencoder?がないよって言ってるのかな?パス問題だといいけど、適当に最新の入れてるから、相性問題とかだと面倒だな。
とりあえず、今日はここまで。
そして、できれば大きなTVが欲しいです。
【nasneノススメ】1.企画立案【外出先からの番組保存】
目的
今回のネタは、自宅のnasneの録画番組をインターネット越しに
スマホからストリーミング再生、ダウンロードできるようになったら出張の暇つぶし便利じゃない?というものです。
方式をメインに書きますので、ソフトウェアの実装方法は先人達の英知を紹介させていただく程度にさせていただきます。
また、下にある背景はnasne購入までの流れなので、読み飛ばしていただいて結構です 笑
ご注意
2014年9月25日以降、nasneのバージョンアップに伴い、録画番組の外出先(WAN越し)のストリーミング再生は可能になっています。
外出先でいちいちスマホにダウンロードしなくていい、ストリーミング再生のみでオッケー。という方が大多数だと思います。そういう方は、皆様nasneを是非ご活用ください。
(このネタを実施したのが2014年前半だったというのもありますが、
私の場合、出張先のホテル/カフェのfreewifi等を使って番組をダンロードし、新幹線、飛行機、バス等の中でスマホで再生する。という運用でキャリア回線の通信量を抑えたいという目的もあったので、今から書く方法でダンロードもできるというところは、ひとつポイントかなと思ってます。)
背景
残業やトラブル対応続きで好きな番組をよく見逃していました。
そのため2014年頭、以前からPS3を所有していたということもありnasneを購入しました。使い方は簡単で、LANケーブルとPS3とアンテナと電源を繋いだ後、電源ボタンぽちー。はい、終わり。無事、好きな番組を見逃すと言う事態を解決することができました。めでたし。
さて、nasneを導入したことにより、下記+αの効果を得られることができました。
- 風呂、キッチンで閲覧できるようになった。(ストリーミング再生)
スマホ・タブレット等にアプリを入れれば、自宅LAN内であればどこでも観れるようになり、キッチン・風呂等でながら見ができるようになりました。この構想を思い立った2014年前半時点では、自宅LAN内のみこの機能は利用可能でした。
- 録画番組がスマートフォンにダウンロードして持ち出せるようになった。
nasneはDTCP+という規格に対応しており、1番組10回という規制はあるもののコピーができるそうです。(60分を約5分でコピー)
自宅内でのみこの機能は利用可能です。(多分)
人というのは強欲で何かできるようになると更に便利にしたくなるもので、、、
というところまでが背景です。(目的に繋がります。)
構想イメージ
自宅LANではこんな感じに利用できているから。
外へクライアントを持ち出し、WAN越しに家のnasneからストリーミング再生/ダウンロード、こんな↓のイメージ。
その1 〆
おい具体的な話書けよ。というところですが、執筆が追いつかないので勘弁ください。
とりあえず、その1は計画立案と題して思い立ったところから構想イメージまで書いてみました。
何か認識間違え等あればコメントで教えてください。
多分その2へ続きます。
今回のネットワーク図は下記サイトを利用しております。
Cacoo - Web上でフローチャートやUMLなど様々な図を作成 https://cacoo.com
データセンター入館の持ち物。
背景
トラブルや小中案件においてごく稀に間に起こる狭間対応*1で、上流のSEがデータセンタ(以下、DC)に入館することがある。
そんなDC慣れしていない人が持っていて良かったものを理由も含めて箇条書きしてみます。
読者さんの入館されるDCのルールに準拠し、楽しいDC生活をお願いします。
持っていて良かったもの
- マスク
DCのサーバルーム内は湿度が低い上に、送風が強いため、喉を痛めた経験が何度か。。。
- パーカー
意外とラックからの風って長時間当たってると疲れるんですね。
あと、床下に潜る時の汚れよけ。(スーツはやめたほうがいいと思います。)
ユニクロ MEN ライトポケッタブルパーカ - UNIQLO ユニクロ
- ポータブルライト
- イヤフォンケーブル
サーバルームってファン音で相手の声が聞こえないので、イヤフォンで聞くようにしてます。
- 結束バンド
- クリップホルダ
マニュアル・設計書を読む時や、作業メモを取るときに便利です。
- 付箋
くるっ丸めてケーブルにペタり、作業中のLANケーブルの一時的なマーキングで使えます。
- 軍手
まとめ
如何でしたでしょうか。他にもオススメアイテムがあればコメントください。
この記事を書くのに、過去の作業を思い返して書いてみましたが、苦い思い出ばかり。
やはり、SEとしてはできれば行きたくない、行かなくて済むように案件を進めたい場所ですね。